【復職体験談】休職と復職を繰り返した話~悩んでる人はまとめだけ読んでね~
どうも、へら子です。
一応、復職経験のあるワイですが、今日はそのお話です。
結果的に退職という形に追い込まれてしまいましたが、 それまでに至ったことや感じたことを書いていきますね。
復職や休職で悩んでいる方の何かご参考までになれたらよきです。
経歴
一通りの有名ハラスメントは体験してきました、へら子です。
一通り経験したなかでは、やはりパワハラが一番しんどかったですね。
じゃあパワハラは?
簡単には逃げることができませんよね。
極論、辞めればいい話。論破してしまえばいい話。
でも、それが簡単に出来ないのがパワハラです。
(上記記事・まとめより)
①過労によりうつ発症
「へら子は心が弱いから」
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) January 10, 2019
激務による過労とストレスによって、うつを発症してしまった時、知人から言われたことがあった。
今でも時折思い出す言葉。
うるせえ。15時間働きゃ体悲鳴あげるに決まってるだろ。
と、当時は思えなかったんだよなあ。
軽い気持ちでそういうこと人にいうもんじゃないよ。
当時は労働基準法なんて全く守っていなかった環境。
15時間労働を1ヶ月くらいした頃、さすがにぶっ倒れました。
お風呂に入って3~4時間程度寝に帰っての生活。
(もちろん残業代や深夜手当等は出ていない、働けど働けどお給料は変わらず)
アルバイトからそのまま、とあるきっかけで準社員という形で働いていたのですが、雇用形態が最悪でした。
社保、雇用保険等に入れてもらえていなかったため(あとで気づいた)、傷病手当も失業保険も受け取りたくても受け取れない状態。
そのため、1ヶ月程度で復職せざるを得なかったんですよね。
なのでアルバイトに戻って、別の店舗に移動もして、そこから慣れるようにさせてもらいました。
薬の副作用と闘いながら、なかなか最初は大変でしたし、周りの人へ迷惑をかけていないか不安だらけで、「入社したてかよ」ってくらいオドオドしてましたね(笑)
②復職後その1
アルバイトに戻り、もともとレギュラーとしていたので、仕事内容も慣れてくるころには色々任せてもらえることになり、他の店舗へのヘルプにも呼ばれるようになりました。
仕事内容も認めてもらえて、時給アップもしてもらいましたし(アルバイトなのにやってる内容が社員と同じだったのでクレーム入れる寸前でしたw)、このころはもう勝手に自分で断薬もしちゃってました。
(薬ナシでも眠れるようになったんだよね)
ただ一番ネックだったのが、うつ発症時にいた店舗へのヘルプです。
その話が来た時は「もう大丈夫だろう」と思っていましたが、数分後もの凄い恐怖感が襲ってきて「あ、これダメなやつだ」とお断りさせてもらいました。
何度かお店に顔を出したり、徐々に距離を近づけていったおかげで、なんとかその店舗へもヘルプに行けるようになりましたし、恐怖心もいつの間にか忘れていました。
③復職後その2
アルバイトとして社員並みの仕事をこなしていた頃、急に会社の方がホワイト企業を目指し始め、今までの労働形態が改善されてきました。
労働基準法を守ろうと、月の労働時間が決められ、残業手当や深夜手当等の手当てがつくようになり、有休も使えるようになりました。
このタイミングで、「これだったらアルバイトより社員の方が良いな」と思い、上司と相談し正社員として働き始めました。
正直、このころが一番楽しかったかもしれません。
そして数ヶ月後に副店長(店長にならないかと言われたけどそれは断りました)となり、管理職側につくことになりました。
アルバイトからずっといたので、気づいたらお局レベル。
先輩が数えるほどしかいなかったのは、上司と笑いました。
とまあ、ここまでは復職も順調で、出世もして、お給料も割と頂いてはいたのですが…。
④休職その2
順風満帆に見えた仕事生活でしたが、この「自分の許容を超えた人」の登場で、一気に平和が崩されました。
もう本当に無理でした。
嫌い、苦手…でも仕事だし、この人にだって良いところはある…そう言い聞かせて、なんとかやり過ごしてきました。
でもやっぱり無理だった。
おそらくこの人物が入社してこなかったら、今はまだ以前の会社で働いていたかもしれない、と思うほどです。
この方が入社して、リズムが崩されたというか、自分の中での何かが変わってしまったタイミングで、「あれ?これ、うつの症状っぽいぞ?」と思うようなことが増えていきました。
不眠もカムバックしてきましたね。
そして
ある日、 休みの日に呼び出され、仕事をさせられました。
休日出勤ってやつですね、はい。
そこで精神的にショックなことを言われたんですよね。
うつ再発のきっかけでもある「解離性健忘」とは?な話 - 脱・メンヘラで何が悪い
このショックだった言葉が思い出せないんです。
今でも思い出せません、そこだけすっぽり記憶がありません。
この出来事の翌日に発狂してしまい、1週間ほど有休を使い、急遽休みをもらいました。
⑤復職するも…
もう、とにかく怖かった。
出勤中リバースしそうだったしお腹もずっと痛かった。
いざ出社して「ご迷惑おかけしました」と、声をかけるのさえ怖かった。
「みんな怒っているんだろうな」とばかり思っていましたね。
空気のように扱ってくる人もいましたしね。(上記の某嫌いなお方ですが)
復帰後の仕事中はもう手も震えるし、オドオドしているし、笑えないし、しばらく人とうまくコミュニケーション取れませんでした。
その後は4日ほど働きました。
ただ4日目に周りの環境に耐えきれず泣いてしまい(人前でめったに泣かないのに)、もう無理だ…となりながらその日は耐えましたが、翌日の休みの日に上司からの連絡で精神崩壊し、再び出社することができなくなりました。
「空気のように扱われる」
「都合のいい場面で都合良く使われる」
「主導権を奪われる」
「言うことを全く聞いてくれない」
等々、自分の居場所が無くなってしまったと思い、「男に負けてたまるか」と常々思っていた私ですが、さすがに耐えきれませんでした。
復職時に嬉しいこともあった:声をかけてくれる人の有難さ
ここでいくつか仲良くさせて頂いてる、ブロガーさんの文を引用させていただきますね。
時が止まっていた自席に着席し、PCをカタカタしていたら、私より遅く出勤してきた先輩方々自ら声をかけてくれたのです……(感涙)
もちろん、全員ではありません。
あからさまにはちを嫌っているであろう方からは、めっちゃ塩対応されました。
しかし、迷惑をかけたのは事実です。
その事実にはしっかりお詫びとご挨拶しました。
それから、はちの職場はパートさん・アルバイトさんもいらっしゃるのですが、社員よりパートさん・アルバイトさんの方が「心配してたよ!!」と、声を掛けてくださいました……ありがたい、ありがたいです。
この時、胸にしっかり刻んだのは、声を掛けてくれた人だけ大切にしよう。ということです。
全員に好かれなくたっていいんです。いいんです。
私自身も「お、へら子復帰したのか~心配してたんだぞ。大丈夫か?」と、声をかけてくれる方が何人かいらっしゃったんですよね。
本っっっっ当に有難かった。
こっそり涙目になった。
こっちもすんなりと「ご迷惑おかけしました」と謝るきっかけになりました。
その人のことが大事なら、ちゃんと言葉で「心配だよ」と伝えましょう。
じゃないと、相手には何も伝わりません。
誰かのことを心配になったときは「あなたが心配だよ」と言うべき - 膝のまえのホニャララ
当時アルバイトをしていた子と、先日久しぶりに会ったのですが、その時に「心配してたよ」と言われて、とても嬉しかったです。
「一人にしてごめんね」「抱きしめたかった」「ずっと心配してた」
そう言ってもらえた時は、涙が出そうになりました。
はちさんも言ってる通り、あからさまに嫌っているであろう方からは、思いっきりシカトされたり、嫌がらせされたりしましたが(そいつに負けなきゃよかったんだよなーあー悔しい)、声をかけてくださる方は本当に感謝しかないです。
神かよ…!と思いました。
(これはみんながみんなかはわからないけど)
お願いします、復職した人は、とてもとても不安なんです。
何でもいい、「おはよう」でもいい、一声かけてくださるだけでも、それだけでも救われます。
まとめ:結局退職しちゃったけどさ
まあ結局退職に追い込まれたんだけどさ!!!!!!!(笑)
【今更振り返り】
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) December 31, 2018
1月→労働局の助言指導があっけなく散る
2月→労働審判に踏み切る
3〜8月→準備でメンタルクソボロになり、療養どころではなくなる
9月→労働審判でメンタル崩壊
10月→傷病手当金やっと獲得
11月→何してたっけ
12月→入籍
怒涛の1年だった疲れた1年早いよ
根性論で押し切るような上がいるとダメですね、やはり。
とりあえず、休職できる環境にいる人は、まずは休もう。
傷病手当金をもらいながら、休職できている人は、思う存分休職したら良い。
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) December 18, 2018
会社から拒否られ、追放された私から見たら、正直すごく羨ましい状態。
思う存分、休んで、好きなことをしてほしい。
そうしてくるうちに余裕ができて、今後どうするか考えられるようにきっとなるから。#うつ #休職
色んな制度があるし、ネット上では色んな人が教えてくれるから。
そして復職するかどうするかは、すぐ決めない方がいいです。
判断力が鈍っていたり、調子の良くない時に物事を決断するのは、あまりオススメできません。
少し自分に余裕が出てきて、「さてどうしようかな」と思えるようになるまでは、ゆっくりしてくださいね。
復職後の人間関係は、「待ってたよ~~」とみんながみんな歓迎してくれるわけではないと思います。
脅しとかではなく、ただの事実。
もちろんこの事実は怖いですが、今後そういう人は一切かかわらなくて良いと思います。
そのうちね、どうでもよくなるから(笑)
あと部署等、その場所に対して嫌な気持ちが残ってしまっている場合は、移動願いを出してみるのもオススメです。
例えば私のケースみたいに「いずれは戻りたいけど、まずはリハビリさせてほしい」みたいな感じで。
上司もきっとどうしたらいいかわからない場合もあるので、こちらからの提案も大事ですね。
「相手の立場になって、1歩先を想定すること」
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) 2019年1月15日
ほんとそれだなあ!と気づかされた😳
病気だから!って押し通すんじゃなくて、理解してもらいたい、協力してもらいたいなら、提案のような形で、自己発信していかないとだよね。
じゃないと相手もわかりたくてもわからないだろうし。 https://t.co/dCKNdWTBh6
というわけで、ざっと?休職や復職について書いてみました~
何かご参考になれればよきですね。はい。
DM等でご相談も、私で良ければお聞きしますので、お気軽にどうぞ。
では、へら子でした~
お付き合いいただきありがとうございました!