【うつ状態のトレンド入り】何事も理解されることって難しいし、押し付けるものじゃないっていう話
どうも、へら子です、お久しぶりです。
うつ状態がトレンド入りしてますが
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) 2019年12月3日
理解してない人が多い
とも言われてますけども
うつになったことのない人からも、うつになったことのある人からも、現在進行形でうつの人も、
どの目線から見ても、理解してもらうなんて難易度高すぎ案件だからね。
うつ患者同士でもマウント取ってたりするしな。
先日、「うつ状態」というワードがTwitterにてトレンド入りしていたので、気になって見てみました。
まずそういった類が、トレンド入りすることって珍しいので、TLを覗いてみましたが…
人に求めすぎてません!?
と思ってしまったので、本日はそういう話です。
何事もそうなんですけど、他者を理解することや自分を理解してもらうことって、すごく難しいことなんですよね。
- なぜ「うつ状態」がトレンド入り?
- これに対しての周りの反応は?
- 経験していない人が、経験者を否定・批判はできない
- 人を理解することって、とても難しい
- まとめ:理解してもらいたいなら、お互いの歩み寄りが必要
なぜ「うつ状態」がトレンド入り?
熊本県立済々黌(せいせいこう)高(熊本市中央区)の部活動で「伝統」名目で丸刈りを強制されるなどして退学を余儀なくされた元生徒の男性が「校内の違法行為を放置し、精神的苦痛を受けた」として、熊本県に1円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴していたことが判明した。2日に第1回口頭弁論があり、県側は請求棄却を求めた。
https://mainichi.jp/articles/20191202/k00/00m/040/220000c
といったことがありました。
くわしい内容的には、
訴状などによると、男性は2017年4月の入学式後、他の新入生とともに同校応援団から校舎屋上に集められ、30分以上、大声で校歌を歌わせられた。入部したソフトテニス部では同月下旬、他の1年生部員と共に3年生から「伝統」として強制的にバリカンで丸刈りにされた。
男性は翌5月に退部後、うつ状態となって不登校になった。同校から2年生への進級を不可とされたため、昨年5月に退学。県内の通信制高校へ転学し、今年9月に提訴した。
そのため、「うつ状態」というワードがトレンド入りしたわけですね。
これに対しての周りの反応は?
- 甘い、こんなことで?
- わかってて入学、入部したんじゃないのか
- 自分はこんなことされたぞ!(というマウント)
- うつにへの理解のない人が多い
- うつに対しての認識が甘い
等々が見受けられました。
前者はおそらくなったことのない人。
後者はなったことのある方や、周りにうつの方がいらっしゃった人なのかなというイメージ。
個人的にはどの意見も間違ってはいないと思う。
ただ、苦労や頑張りや辛さは、人と比べるものではないし、それぞれその時々で耐性だって違う。
だから誰も彼のことは批判できないはずなんだよね。
うつ状態
— うつぺんぎん (@hasegawa_ra) 2019年12月3日
がトレンド入り
なんでその程度で?
甘えじゃね?
とか言ってる人に対し
うつ病への理解が無い!
と言っている人達
言っとくが
どっちも理解してねぇ
ならなきゃ分からんよ
うつ病は
精神科医も含めて
同じ状況でも
なる人はなる
ならん人はならん
他人がどうこう言う
問題じゃねーの
ホンコレ。
経験していない人が、経験者を否定・批判はできない
(これ何事にも言えることなんですけど)
経験も何もしていない人が、経験者に対して意見をする分には良いと思います。
ただね、否定や批判はできないよね、だってあなたしたことないじゃない。
と、思うわけです。
もちろん、人としてやっちゃいけないことはありますよ。
それに関して、きちんと否定してあげる場面が必要な時もあります。
ただ、経験もせず、そのことに対しての知識もなく、そういった状況で批判することって、説得力もないし言われた側は不快にしか感じないですよね。
人を理解することって、とても難しい
うつになったことのない人を批判はできないし、何も動かず理解してもらおうなんて、ある意味おこがましい考えでもあるんだよなとも思う。
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) 2019年12月3日
うつに限らず、じゃあ人のこと理解するって、そんな簡単に出来る話なの?
経験したことない人にそれを押し付けるのは違うし、うつ経験者でも人それぞれ違うからね
私自身、何度も何度も「目に見える病気だったらよかったのになあ」と思ったことがあります。
ヘルプマークをつけていたこともあるし、精神の障害者手帳だって持っています。
それでも目には見えにくい病気、症状。
マークを付けていたって、手帳を持っていたって、その存在を知らない人は知らないし、見たって何も感じない人もいます。
それは知らなかったら、正直しょうがないこと。
知らない人は知らないからね!
そりゃ無縁な世界にいたら知らないわ!(笑)
私自身、周りから教えてもらったり、自分で調べたりしてみてようやく知ったことだからね。
だから、それを理解や認知してもらうことって、本当に難しい。
私がブログを書いている理由の一つとして、「メンタルヘルス系の認知度を上げたい」ということがあります。
だからこうやって発信しているわけであって。
メンタル疾患を抱えている人が、何かしらで生きやすいように、楽に、なればいいな。
そうじゃない人にも、少しでも何か気づく・知るきっかけになれればいいな。
そう思ってます。
正直期待はしてないし、伝わらない人には伝わらないので、無理強いするつもりはありません。
ただこれを読んだ、どこかの誰かが、こういう人もいるんだなって思ってくれれば何よりですね。
こういうのも払拭したいですし。
まとめ:理解してもらいたいなら、お互いの歩み寄りが必要
どの病気でも、どの体験でもそうですが、辛さやしんどさは、なった人しかわかりません。
そしてそれを受け止められるかは、人それぞれ違います。
「こんなの甘えだ」と言う人、一方で「うつへの理解がない」と言う人、どちらも理解が足りないような気がします。
それぞれの立場に立って、初めて理解する場が生まれるんじゃないかなと思います。
まあ私もそれはごめん、理解できないわ!って思うことはあるけどな!(笑)
だって人間だもの。
要は押し付け合ってちゃ、理解なんてできないし、されないよねって話。
理解は人に押し付けるものじゃない。
理解してもらいたいなら、まずはお互い歩み寄らなきゃいけないし、何かしら努力が必要になってくると思う。
そして人それぞれ性格が違うように、価値観や考え方、生き方が違うのだから、わかるわからないはあるよね。
だからまずはそれを理解するところからだよね。
と、思うへら子でした。
…まあこれも押し付けって思う人もいると思いますけどね!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
以下Twitterです。