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療養しながら試行錯誤して、やりたいことを叶えるための日記。

【へら子ついに結婚したってよ】うつ患者でも結婚できた話

どうも、へら子です。

先月になりますが、3年ほどのお付き合いとなる彼と、入籍しました。

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(指輪まだ買ってねえけど)

 

「うつでも」という言葉は好きではありませんが…

うつでも結婚できるぜ!!!!

というお話です。

 

ただまあ、入籍に至るまで色々ありました。

とかとか書いていきますね。

何か参考になることがあれば、幸いでっす。

 

ちなみに元カレに先越されたりするから、各面の報告等は早めにやっといた方がベストだと痛感しました。(クレーム入れた)

 

 

どんな人と結婚したのか(ある意味うつカップル)

現うつ患者の療養中ニートのワイですが、旦那さんも元うつ病患者です。

今はもう普通に、めちゃくちゃホワイト企業でサラリーマンとして働いています。(ちゃんと社会復帰できるまでは2~3年はかかっています)

 

片方が元うつ患者だからといって、私に対して特別気をつかうわけでもありません。

(それは彼が、自分がなったときにされて嫌だったかららしい)

私がかまってちゃんになった時や、絶賛メンタルがヘラっている時など、「こりゃやべえ」って時以外は、基本的には放置が多いです。

 

ただ、やはりわかってくれる部分は多いです。(日常生活に関しては特に)

療養中も、リハビリも、特に口を出してくるわけでもなく、干渉してくることもなく。

家事に関しても、「やれない時ややりたくない時は、無理してやらなくていい」と言ってくれているので(まあ時には多少無理してるけど)、そこは甘えてます。

晩ごはん作る余裕がないときは「ごめん、食べてきて」と伝えれば「おっけー」とだけしか言わないし、それは有難いですね。

 

 

お互いうつ患者だと知ってました

以前に私が1度なった際はもちろん、彼がうつになった時、当時はお互いかかわっていました。

 

今回、再発でうつになったのも、付き合っている最中でしたが、だからと言って別れの選択肢は無かったようです。

それは彼が、「自分は克服して社会復帰できているから」という理由らしいです。

期待とかではなく、自分にできたからきっと相手もできるだろうスタンスですね。

 

以前にTwitterで、同じ精神疾患者で療養中の方から「社会復帰までしている、そんな彼氏さんは、僕たちの希望の星ですね」と言われたことがありますが、私自身もそう思います。

実際、彼の発症時は私よりもだいぶやばかったのですが…。

時間はもちろんかかったものの、それでも今はこうやって社会に出て普通に働けている、というのは、ある意味希望の星です。

そういった存在がそばにいることで、「自分自身もそうなれるんじゃないかな」と淡い期待を抱けるようにはなっています。

 

 

入籍を決めたポイント

  • 結婚したとしても変わらない
  • 病気をネックに感じていない
  • この人といたら面白そうだと感じた
  • うつになっても自分を見捨てなかった

最初と最後のが一番強いかもしれません。

やっぱり離れていく人はいたので、「そりゃしょうがない」と割り切るしかないですね(結構引きずったけどさ…)。

この旦那さんは、私がうつになったとしても、変わりなく接してくれています。 

見捨てていった人達を100%責められませんが、でもまあ思うところはありますよね。

 

「なので精神疾患者でも関係ない」という人や、それ関連に理解のある人ってのは、結婚にやはりベストですね。

メンタルヘルスを知らなかったり、理解がなかったり、理解する気がなかったり、そういう人と一緒にいるのは、なかなかやはり難しいと思います。

「相性が合わない」「価値観が合わない」と似たようなものかなと思っています。

 

 

結婚自体、一大イベントではない

こんな感じで怒涛の1年を送っていた昨年(一昨年から考えたら1年半くらいかかっているけれども)。

パトラッシュ…僕もう疲れたぽよ。

 

たしかに、フォロワーさんからつっこまれるのもわかる(笑)

はたから見たら、怒涛なのかもしれない。

 

ただへら子夫婦の場合、「結婚」とは自分の中の一大イベントとしてカウントされないんですよね。

戸籍上、一緒になっただけ。という形が一番近いのかな。

結婚に関してのことはこちらへどうぞ。

www.menhelako.com

 

結婚したからといって、幸せになるわけでもないし、個人的には「苗字が変わっただけ」程度に考えています。

両親から彼へは「返品不可」と言われましたが(笑)、返品されたっていいんじゃないの?って感じです。(まあされないに越したことはないし、子どもがいないからそう言えるのかもしれないけれど)

事実婚や、夫婦別姓が認められているのならば、そうしていたと思います。

自分の名前は気に入っていましたし、お互い縛られるのが嫌いなので…。

 

 

12月中に入籍するとお得になる!?

「今年度中には入籍したい」と向こうが言っていたのですが、そこでネックに感じたのが税金問題。

(実際ワイはいつでも良かった)

 

そこで軽く調べていたら、12月と1月に入籍するのでは、扶養控除が変わってくるというもの。

ある条件をクリアしている人は、入籍は12月にすると税金の面でお得になります。

その条件とは配偶者扶養に入ることの条件に見たいしてる人。
つまり、年収が103万円以下の方!

実は税金は1年ごとに調整されているので年度〆が12月!!

と、なると、12月に入籍をし、1日でも旦那の扶養に入れば1年間扶養家族がいたとみなされ、年末調整で扶養控除を受けることが出来ます。

https://anotherwedding.jp/archives/230

私が見かけた限りですが、12月に入籍したカップルが多いのは、おそらくコレもあったのかなあと。 

そして現在、ギリギリで申請中のため、断定的なことは言えませんが、これを狙って12月中に急いで籍を入れました。

 

記念日やら特に気にしない私たちなので、年内に!とだけしか考えていませんでした。(控除受けられると良いな…)

実際、1度ミスってますしねwww

 

 

マリッジブルーになりました

まさか自分が「うつ」になるなんて…の時と一緒で、まさか自分が「マリッジブルー」になるなんて状態でした。笑

マリッジブルーとは、結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安憂鬱を覚える、精神的な症状の総称である。 

(中略)

望んで行う結婚では当事者は喜びに満ち溢れるところだが、結婚に現実のものとして直面すると、結婚後の生活の変化や家庭を持つ責任への不安が突然に強く意識される。これがマリッジブルーである。マリッジブルーが昂じると、憂鬱から逃れるため最悪の場合婚約の破棄にいたることさえある。

マリッジブルー - Wikipedia

 

結婚って、周りから祝福されたり、めでたいことじゃないですか。

ですが、当人たち(特に女性に多い)は、急に現実と直面しなければならないんですよね。

それが不安となっておしよせてくる。

 

私自身、家族から散々脅され(別記事で書きますが)、急に現実感が増したことや、彼氏の面倒くさそうで乗り気じゃない感じが、とても嫌になったり不安になったりしました。

もちろん、彼は乗り気じゃないわけでもなく、私の目から「こいつやる気ないな」と感じてしまっただけなのですが…。

 

それによって

「あれ?自分めっちゃナーバスになってね?」

からはじまり

「あ、これって噂のマリッジブルーかな?」

と思うようになりました。

調べてみても当てはまることが多かったのも事実です。

 

気づいたら朝起きて泣いていたり、彼氏の行動力の無さに勝手にイライラしたり、こちらから何か言わないと何もしてくれなさそうな感じに悲しくなったり…

もうとにかく、色んなことに過敏。

ヒステリー起こしかけました。

 

彼のお兄ちゃんに諸々を相談したところ、「男ってそういうものだよ。お前も動け!って女子側は思うよな」と言われました。そういうものらしいです。

結婚したての男友達にも聞いてみましたが、奥様もやはり「あった」とのこと。そういうものらしいです。

 

入籍してその後の手続き等でバタバタしだすようになってから、マリッジブルーさんはやっとおさまりました。

 

 

入籍後やることが多すぎて詰みそうなので、ゆっくりやるのがベスト

いやほんと、疲れるンゴね。

病院行くだけで疲労感がハンパないへら子にとっては、役所に行ったりするのだけでも、ものすごく体力的にも精神的にも疲れてしまいます。

 

年末年始を挟んでしまう都合で、クレジット系は後回しにして、とりあえずすぐ必要だった、保険証と自立支援の方の名義変更を済ませました。

 

保険証の手続きでちょっとごたついたので、それだけで疲労感ハンパなかったです。

なので自立支援も同じ場所でできるのですが(結局めちゃくちゃ簡単だった)、「いやもう今日は無理…」と別日に再挑戦しました。

 

働きながらこれやってる人、マジ凄いンゴ。

 

時間は少しかかりますが、一つひとつゆっくりしていった方が良いですね。

1日に詰め込んで無理しちゃうよりも、「買い物ついでに名義変更」くらいのスタンスで、行こうと思います。

ただでさえ今は、環境が変わって情緒不安定になりやすいと思うので。

 

 

まとめ:病気なんか関係ない!という綺麗事は言えないけども

入籍報告の際、私の両親からは「お前の病気のことは大丈夫なのか」と聞かれたし、私も相手に対して少なからず思っていた部分ではありました。

 

ただ彼は、良い意味で「そこらへんは気にしない(自分もなってるし、誰でもなる病気だしね)」という人だったので、聞いたら逆に怒られたぐらい。

「引き返すなら今だよ?」

「は?」

「いや、私こんなんだし…別れたくても別れられないのかなとか…(ごにょごにょ)」

「それもう二度と言うな。そういうことじゃねえ」

と、ピシャリされました。

 

病気は関係ないけど、「そういうもの(病気)を持っている」という価値観でいてくれる存在が近くにいてくれるのは、すごく有難いことだなと思います。

 

そしてこの方のブログが、すごく良いなと感じました。(良い旦那さんだぽよ…)

好きな人と一緒に生活ができる。それ以上に贅沢な話ってある?

精神障害者と結婚して3年経ったので諸々まとめてみる - ゆとりずむ

精神疾患の当事者が言えることじゃないのかもしれないけれど、本当にただそれだけのことなんだよなあ。

好きな人と一緒にいれる。ただそれだけのこと。

 

精神疾患をネックに感じる方がいるのも事実だけれど、そうじゃない方がいるのも事実。

そんな相手をお互いが好きになれて、一緒にいることができるって、それだけで凄いことなんだろうなと。

 

出会いは結局タイミングだと思っているので。 

あと(いわゆる)健常者でも、価値観やら合わない人いるしね~面倒な人いるしね~~

「それないわ~」と思うような人、世の中いっぱいいるよ。

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周りが何を言おうと、自分たちが結婚したいのならば一緒にいればいい。

本人たちが考えたうえで納得したのなら、周りの人たちはまずはあたたかく見守ってみてほしい。

周りが勝手に騒ぎ立ててる場合もあるよ、ってことも念頭においてほしい。

おそらく、沢山考えて出した結論だと思うから。

 

というわけで、そんなこんなで、少し長くなってしまいましたが精神疾患者の入籍報告でした。

 

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