【うつ治療】うつ療養を実家ではなく、彼氏との同居を選んでいる理由。な話
どうも、へら子です。
危うく実家に連れ戻されそうになっていましたみたいです、ワイ。
みなさん、療養はどんな環境でやられているのでしょうか。
私はかれこれ、彼氏と同棲を続けている状態ですね。
絶対実家には帰りたくない人なので、その話をされたときはびっくりしました。
実家の方が楽じゃん!と思われる方も少なくないかと思いますが、じゃあなぜ私が実家に戻ることを選ばないのか述べていきますね。
良かったらゆっくりしていってくださいね。
※あくまでもへら子主観・経験談となりますので、そこらへんはご了承ください。
- 実家嫌いのワイ、実家に連れ戻される!?
- 東京に残るか、地元に帰るかの選択
- 母から言われたこと:離れているからこそわかり合える
- 生活は安定するだろう。でもストレスになるのなら意味なくね?
- まとめ:人それぞれ落ち着くところにいれば良い
- あとがき
- メンタル系はこちらから
実家嫌いのワイ、実家に連れ戻される!?
地元は好きだけど、実家は嫌い、どうもへら子です。
先日、電話で父と話しておりましたら、こんなことを言われました。
父「あのな、色々落ち着いたら話そうかと思っていたんだが」
私(えー、なにー、何のカミングアウトー?)
父「一回、こっち帰ってきて、ゆっくり療養したらどうだろうかと」
私「え」
父「大した援助も出来んし、こっちでゆっくりするのもいいんじゃないかって、ママと話していたんだよ。東京もそろそろ飽きただろ!」
やべえ、ワイ連れ戻し計画が勝手に進められていた…
私「その気持ちは有難いけど、その気は全くない。
多分、実家帰ったらダメになるわたし。」
と、断固拒否させて頂きました。
東京に残るか、地元に帰るかの選択
以前にこちらの記事でも書きましたが、
自分の状態が最悪(他人とかかわりたくない、何もしたくない等々)だったというのもあるんですけど、マジでストレスでしかなかったんですよね。
(実際、上京したのも家のしがらみから逃れたかったから…ってのもありますし)
正直、今回の帰省の様子によっては、考えるきっかけになるかなとは思ってました。
「もし居心地が良かったら、しばらくそのままいよう~」と思ってましたし、滞在日程は特に決めていませんでしたしね。
ただ、あまりにもストレスが強すぎた。
まあ案の定…なんですけどねw
ちょっと期待した部分はありましたが、やはりダメだったみたいです。
結果、4日あまりの滞在で逃げるように東京へ帰ってきました。
母から言われたこと:離れているからこそわかり合える
前に母に聞いたことがあるんですよね。
「なんでそんなに、この病気を理解しようとしてくれるの?」と。
そうしましたら、こんな回答が返ってきました。
「多分、一緒に暮らしていたら分からなかった。
私も他の親御さんみたいに、病院反対するかもしれないし、薬飲むな!って言ってたかもしれない。
でもそうじゃないのは、この距離がちょうど良いんだと思うよ。」
と言っていました。
たしかにな~と。
よく、「病院に連れて行ってもらえない」とか、「薬飲むことを反対される」とか、なんなら「精神科に通う事や、精神的病気を否定される」とか、よく聞く話です。
家族の同意を得られない人。
それって大体、実家暮らしの人。(もちろん未成年もいるし、そうじゃない人もいる)
私はそれをされたことがないから、「運が良いのかもなあ」「うちの親って理解があるんだなあ」と思っていたのだけれど、それだけじゃなくて、親との適度な距離感があったからだったんだよね。
もちろん、適度に(母とは)電話で話したり、近況報告はかかさずするようにはしているし、仲だって良い方だと思う。
ただ一緒の空間(家)にいたら、正直わからない。
今でも「パパキライ!!!」となっていたかもしれない(もう反抗期の時は大っっっっ嫌いだったンゴ)。
生活は安定するだろう。でもストレスになるのなら意味なくね?
実家に帰れば、最悪生活費だってかからんし、家事だって最悪家族がやってくれるだろう。
でもそれって果たして、療養になるのだろうか。
という疑問が生まれたんですよね。
(もちろん、生活を送れる環境にいることが大前提の話になるんだけど)
父から見たら「実家の方が安心して暮らせるし、最悪家事は自分らがやるし」ということが前提に置かれた話になっているけれど、ただ私から見たら正反対だし、自分を堕落させる要因になるなと、そこだけは瞬時に感じた。
要は「このまま実家でしばらく暮らすことになったら、おそらく悪化するだろうな」と感じてしまったんですよね。
自らストレスに身を投げることになるなと。
一応、現段階では東京での生活を送れているわけだし、彼氏とつつまじく暮らせているわけです。
自分なりにストレスを回避したり、解消したりしながら、なんとか回復に向かおうと日々を送っている。
前みたいに(元カレ時みたく)悪化しているのなら、色々考えなければならないけれど、そういうわけでもないし。
だったらわかっててストレスに身を投げる必要は無いよね。
本屋で「死ぬこと以外かすり傷」ってのを見かけ、目次に「トラブルに身を投げろ」と書かれてあったんけど
— へら子@はてなブログ (@hnt_anpi) 2018年11月30日
マジで?うそ…ほんとに?じゃあ何されても文句とか愚痴とか言えないよね!だってかすり傷だもんね!
自らトラブルに身を投げるとか、なおさら文句とか言えないね!
となってそっと本を置いた
多分、文句言いまくると思うンゴね…。
出来るだけ親と距離を置きたいと思うのは、いくつか理由があって
- 正直、この姿を見せてショックを受けさせたくない
- 私のうつに振り回されてほしくない
- 反抗期(のような言動)を再来させたくない
一緒に旅行行ったときとか、本当に申し訳なくなるんですよね。
罪悪感の塊になるんですよね。
でも親だから、つい冷たくしちゃったり、つい言っちゃったり、要は「子どもとしての甘え」の部分が出てきてしまう。
それじゃいつまで経っても、自立できないな、と思うところもあります。
だからこそ、この距離がベストなのかと。
まとめ:人それぞれ落ち着くところにいれば良い
いうてね~!!
彼氏との同棲がノーストレスつったら、そんなことあるわけないし~!
なんやかんや、言ってもね~!!!
自分が一番落ち着ける場所にいれるのがベストなんですよね。
アドラー心理学の「愛の定義」に、こういう一説があるんですけど、
「人は『この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える』と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。」
愛の定義は置いておいて…
要はこういうこと。
平穏で、自然な状態でいることが出来る環境にいるから、そこから出たくないだけ。
せっかく作りだした環境で、やっと治療が出来るのなら、それに越したことは無いだけ。
ただそれだけのこと。
だからもし、同居している人とのいざこざでストレスを抱えているのならば、一度離れてみるのがお互いのためになることがあるかもしれない。
案外、一人の時間って大事なんですよね。
あとがき
どうせ優しい彼氏に養ってもらってるんだろ!
とか、あとで言われたくないので、念のため書いておきますが…
ある程度の収入(現時点では傷病手当金)を得ていて、同居できる彼氏がいて、20歳を過ぎた大人であって…という条件があるから出来ることです。
だからこのような生活が出来たり、選択が出来る、ってのは念頭に置いてもらえればと思います。
(ちなみに家賃や生活費は折半してるので養ってもらってはいませんし、なんなら奨学金も返してます。)
まあ伝わっていないのなら、ワイの書き方が足りない証拠ですね、残念です…。
これから頑張ります。
では、へら子でした。