helako's log

療養しながら試行錯誤して、やりたいことを叶えるための日記。

頑張る人ほど苦労する?な話~精神疾患だろうがそうじゃなかろうが~

こんばんは、メンヘラ子です。

 

このブログは、精神疾患者本人が発信しないと、認知度が上がらないのではないかと思って、こうやって日々の気持ちや想い、経験談などをもとに書いております。

精神疾患者には、少しでも楽になれるような生き方を。

(いわゆる)健常者には、少しでも理解が広まってくれるように。

そんな気持ちを込めて書いています。

記事の内容は、持論や経験談、ヘラ子調べになりますので、そこらへんはご了承くださいね。

 

さて今日は、「頑張ることで、ある意味足を引っ張ることもあるな」ということをふと思った(感じた)ので、そのことを書いていきたいと思います。

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うつ状態が酷かったヘラ子が思ったこと

 

 

というわけで、最近調子が良い日が続いていたヘラ子さんですが崩れました。

自分が病人であることを、少し忘れていたご様子です。

 

 

弟と話したら、少しペースが取り戻ってきました。

menhelako.hatenadiary.jp

 

こんな状態でしたが、ふと思ったことがありました。

「頑張ることって果たして正解なのか」と。

エピソードを交えて、持論を展開していこうと思います。

 

 

❶頑張っているから、見た目は普通にしていることができる件について

 

そう、実際に私のことを見たことがある人、話したことのある人は、わかるかもしれないし、思っている人もいるかもしれないが、自覚するほど病人ぽさが無いのだ

病人ぽさの基準は人それぞれだし、不健康な体つきはしているけれどね。「今にも死にそう」とか「ちゃんと食べてる?」とか「折れそう」とか、久しぶりに会った人に絶対言われるけどね。

え?十分?(笑)

 

そんなことは置いといて。

 

例えば化粧や家事、人とのコミュニケーションなど。

メイクやファッションは好きだからやっていること。気分転換にやっていることです。あとは自分を保つためでもある。

家事は「せめてこれだけは」と、仕事も出来ずにいる自分なりの頑張りです。なので出来ないこともあります。

人とのコミュニケーションも、やっとここまでとれるようになりました。普通に友達と飲んで喋って、会うこともままならなかった私でしたが、やっと、やっとです。

 

でもそんな私をSNS等で見て、「あいつ元気じゃん」とか「病気なんて嘘なんじゃね?」と思う人もいます。

ただ甘えているだけだろうと。メンタル弱すぎだろうと。君がやっていることはいけないことだと。そう言う方もいらっしゃいます。

 

 

 

こんな状態の私を見て「自分もうつ病になりたい」と思うバカが生まれるのなら、本当に残念だ。

元気そうなうつ病患者がいたらダメですか?(笑)

 

「その近道、間違った道だよ。すぐ引き返したほうが良いよ。その先崖だよ。」って、精神疾患者本人たちが散々言っているのに、甘く見ているのかなあ。

こちとら生きることに必死です。死にたくないから、贅沢は言わないからせめて安心して生きられるように、必死に生きようとしているんです。

 

うつ病になりたい」なんて、甘えたこと言ってるんじゃねえ。

 

うつ病は脳の病気だよ☆エラー状態☆

(´` ){やだお口が悪い

 

 

医療機関から「あなたは元気だから大丈夫」と言われる件について

 

よくクリニックの先生に、ほぼ毎回聞かれます(特にうつが悪い時)

「料理はできてる?」と。

気分転換や好きなことなので、料理はしますし、家事も最低限、気分転換も兼ねてやっております。

 

そう、これなのだ。

回復に向かうのは良いことなはずなのに、罪悪感がついてくるのは、なぜなのだろうか。

 

毎日、少しずつ、今まで普通にやっていたことが、「やれて嬉しい」に変わったんですよね。

でもそれが逆に「あなたよりも動けない人がいる」という、「軽度レッテル」につながるのはどうなのかと思う。

 

 

❸自制出来ているから障害者手帳は申請できなかった

 

自立支援医療制度を利用して、やっと治療費とお薬代がお安くなりました。

3割負担が1割負担になる、とても有難い制度です。(初期費用かかるけどね)

 

その際に一緒に障害者手帳を申請しようとしました。

すると「あなたの状態では申請は通らないだろう」と、先生から断られました。

「軽度だから」「自分で生活を送ることが出来るから」等々の理由からだそうです。

 

動くことが出来ない方がいることも知っています。

私よりも生活を送るのが困難な人がいることも知っています。

そしてその人たちが「頑張っていない」というわけではない。

 

ただ、頑張って自制や行動していることを、否定されたような、拒否されたような、そんな気持ちになりました。

 

 

❹自制しなくていいならしないよ?グレちゃうぞ?(笑)

 

いや、暴れていいなら暴れたいときもあるし、大声で泣き叫びたいときもあるし、衝動買いで何万も使いたくなる時だってあります。

でも、それを自制しているだけ。

あーあー言っててもなにも始まらないし、頭を壁に打ち付けたくなってもただのご近所迷惑だし痛いし、物だって買いたいけど生活出来なくなるからめちゃくちゃ我慢しているし。

 

それを「あなたは軽度だから大丈夫」って言われるのは、頑張りを認めているようで、認められていない気がするんですよね。

「話聞いてた?」って(笑)

 

 

 

❺働いていても頑張る人には負荷がかかるよね

 

仕事をすればするほど、早く終わらせれば終わらすほど、「じゃあ次これね!」って。

次これじゃねえよ!

なんなんでしょうか、仕事できる人早い人に、負荷がくる、この日本の風潮…。

 

 

まとめ(頑張ることって逆効果なの?)

 

 久々に強いうつ状態となり、「うつなんて都合良い時に出るんだろ」とか思っている人いるんだろうな~と、ふと今日思いました。

軽度と呼ばれる人には、もう少し恩恵というか、「もっと辛くて大変な人いるから我慢してくれ」」みたいな風潮、やめて欲しいですね。ははは。

 

そして、積極的に頑張っている人、前向きになろうとしている人に、攻撃するのはやめませんか?それってただの偏見だと思うんです。 

 

 

 

ただ、こう言ってくださる方もいて、それは本当に嬉しいし、そうやって頑張っている人が、少しでも生きやすい世界になれればいいなと思います(私含め笑)

 

あーだこうだ言っておりますが、ちゃんと今度こそは治したいし、自分と向き合って、自分の人生を楽しくさせてあげたい。

無理せず、自分のペースで頑張ることはやめません。

叩いてくる方がいれば堂々と言ってあげましょう。

「リハビリ頑張ったんだ!」と。

 

以上、メンヘラ子でした。

 

 

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